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ANNOUNCEMENTS / 2月 20, 2023

スピンデジタル、4K / 8Kライブに対応したVVC/H.266エンコーダ及びSDKをリリース



ベルリン、2023年2月20日:スピンデジタルは、本日、ライブストリーミング及び放送向けに最適化したリアルタイムVVCエンコーディングをサポートするライブエンコーダの最新バージョン(Spin Enc Live v2.0)及び、メディアSDK(Spin SDK v6.0)をリリースすることをお知らせします。

当該VVCエンコーダのリリースは、2022年8月に告知、9月のIBC2022(オランダ、アムステルダム)ではじめて公開をしました。その後、半年の期間にテストと最適化を繰り返し、スピンデジタルは、品質保証されたアプリケーション、または、SDKとして、最新バージョンのリリースをしました。

VVCをサポートすることにより、Spin Enc Liveは、きわめて低いビットレートで放送レベルに利用できる品質のライブビデオを配信できるようになりました。高い圧縮効率とリアルタイム性を備えたVVCエンコーダは、4K及び8Kライブストリーミング、より効果的なアダプティブストリーミング、UHDゲーミング、スクリーンキャスティング、及び仮想ディスクトップ、高品質ライブ360°VR、没入型ビデオなどの次世代アプリケーションの展開を容易にすることが可能です。

スピンデジタル VVCエンコーダの主な機能:

  • 高い圧縮効率:HEVCの圧縮効率との比較では4Kビデオで18%、8Kビデオで27%のビットレート削減で同等品質を実現。
  • ハイエンドビデオの品質向上:主要なVVCコーディングツールをサポート。特に高解像度、及びHDRビデオの視覚品質が向上。
  • 世界最高峰レベルの高性能:最新世代CPUアーキテクチャ向けに幅広く最適化。エンコーダは、汎用デュアルソケットサーバで4K60p、及び8K30pのリアルタイムエンコーディングライブを実現。次世代CPUにおいては、8K60pも理論的に可能。
  • 完成されたエンコーダ機能:Spin Enc Liveは、プリプロセッシングフィルター(スケーリング、カラーコンバージョン、トーンマッピング)、高度なレート制御(HRDバッファ準拠のCBR、及びVBR)、知覚最適化エンコーディング機能を搭載。
  • 入出力モジュール:SDI及びIPインターフェースからの入力キャプチャ、及びHTTP(HLS、DASH)、TS-over-IP(UDP、RTP、SRT、RIST、Zixi)によるアダプティブストリーミングに対応。
  • HTTPストリーミングの改善:Spin Enc Liveは、オープンGOPによるアダプティブビットレートストリーミングをサポートします。既存のアダプティブストリーミングサービスで使われているクローズドGOPと比較して、VVCによるアダプティブストリーミングは、ビットレートをさらに削減して全体的に知覚品質も向上させることが可能。

 

ご利用について: エンコーダアプリケーション、SDK、FFmpegプラグイン

VVC/H.266エンコーダは、ライブエンコーダ及びストリーミングワークフローへの統合を容易にできるよう下記の形式でご提供いたします。

  • Spin Enc Live: 利用しやすいWebインターフェースがあるライブエンコーダ。ストリーミングに必要なすべてのコンポーネントを備えた完全なアプリケーション。
  • Spin SDK: エンコーダ及びデコーダを含み、ビデオ、オーディオのキャプチャからプロセッシング、エンコード、ストリーミング、及び再生用に最適化されたライブラリ。開発のための完全なフレームワークを包括的にすべて備えたVVCの完全なサポートを提供します。
  • FFmpeg プラグイン:エンコーダは、ファイルエンコードとトランスコードワークフローを簡単にするためFFmpegのプラグインとしても使用可能です。

 

論文ホワイトペーパーによる詳細情報

「A VVC/H.266 Real-time Software Encoder for UHD Live Video Applications」というタイトルの論文ホワイトペーパーを公開しています。4K、及び8Kライブアプリケーションの圧縮、品質、及びパフォーマンスの観点からVVCエンコーダの詳細な評価が含まれています。さらに、VVC エンコーダの分析とUHD ライブ エンコーダについて、また、他の CPU ベースのソフトウェア、及びGPU ベースのハードウェア エンコーダのベンチマークも記載されています。

ホワイトペーパーはスピンデジタル社のWebサイトからダウンロード可能です: link

エンコーダとSDKについての詳細は下記URLからもご確認できます:

 

ご利用について

Spin Enc Live v2.0、及びSpin SDK v6.0はご利用可能です。デモ版のご利用や御見積について、下記よりお問合せ可能です。

https://spin-digital.com/demo-or-quote/

もしくは、

https://spin-digital-ap.com/contact/

 

スピンデジタルについて

Spin Digital Video Technologies GmbH(スピンデジタル)は、次世代の超高品質ビデオアプリケーション向けの高性能ビデオコーデックを開発しています。スピンデジタルのソフトウェアソリューションは、非常に高い解像度(4K、8K、および16K)、高ダイナミックレンジ、高フレームレート、広い色域、360°ビデオおよびバーチャルリアリティなど、最新の画像および強力なビデオ処理を必要とするメディアアプリケーションを可能にします。ベルリンに拠点を置き、国際的なB2B環境で事業を展開しています。世界中の顧客やパートナー、及び、様々なマーケットにその技術を提供しています。https://spin-digital.com/

 

商標について

“Spin Digital” および “Spin Enc” “Spin SDK”は Spin Digital Video Technologies GmbH の商標です。その他の商標は、所有者の財産であり説明の目的のためここで使用されています。

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