プロダクト/
SPIN ENC LIVE
UHD放送やストリーミング配信、没入型メディアにおけるハイエンド・ライブアプリケーション向けに最適化されたHEVC及びVVCをサポートするリアルタイムソフトウェアエンコーダ
Spin Enc Live は、高圧縮・高品質と高処理効率を兼ね備えた最先端のライブアプリケーション向けリアルタイムソフトウェアエンコーダです。
柔軟で最先端のCPU設計により、エンコーダはUHD(4K、8K)放送やストリーミング、VR/360°没入型ライブエクスペリエンスなどの次世代メディアアプリケーション向けに最適化されています。
Spin Enc Liveは、SDIおよびIP入力キャプチャ、プリプロセッサー、VVCとHEVCビデオおよびAAC / MPEG-Hオーディオエンコーディング、およびHTTPおよびIP配信用のストリーミングのための使いやすいWebインターフェースを含む完全なエンコーディングソリューションです。
主な特徴
最先端のVVC及びHEVC ソフトウェアエンコーダ
メニーコアCPUへの高度に最適化された実装と、最新のSIMD命令を最大限に活用できる設計を組み合わせたSpinDigital独自の高度な決定アルゴリズムをベースとし、高速エンコーディングを実現。
ハイエンド8Kライブエンコード
4Kp60およびp120、8Kp60およびp120および、それ以上(12K)ビデオフォーマットにも対応したリアルタイムエンコーダ。ソフトウェア及びハードウェアエンコーダも含めて、世界最高峰の圧縮率を誇ります。
プロフェッショナル品質
4:2:0のディストリビューションフォーマットのみでなく4:2:2 のコントリビューションフォーマットに対応。
視覚重視動画エンコーディング
配信ビットレートで圧縮されたビデオの視覚品質を向上させるように設計された新しい品質最適化モードが追加されています。
アダプティブ・ビットレート(ABR)・ライブストリーミング
ひとつのライブソースから異なる解像度とビットレートを持つ複数のバージョンのコンテンツをリアルタイムでエンコードし、インターネットを経由して、ABRアプリケーション向けに同時にストリーミング配信することができます。
8Kから8Kへのライブトランスコーディング
8K UHDコントリビューションストリームを8K及び4K UHD配信フォーマットにリアルタイムでトランスコードすることができます。
ARIBスタンダード(STD-B32)をサポート
日本のスーパーハイビジョンフォーマット8K解像度をサポート。
次世代オーディオ(NGA)
MPEG-Hオーディオフォーマットのサポートは、ブロードキャストおよび新しいメディアサービス向けの没入型でパーソナライズされたオーディオエクスペリエンスを可能とします。
ライブアプリケーション用の設計
リアルタイム動作モード・HRDモデルのコンプライアンス・放送レベルのCBR制御、ピーク値制御付きVBRなど、放送局及びインターネットストリーミングのライブワークフローのための主要な機能を提供。
柔軟な入力インターフェース
SDIインターフェースとTS-over-IPプロトコルに基づく入力キャプチャ。
各ストリーミングフォーマットに対応
TS-over-IP(UDP, RTP, SRT, RIST, Zixi)やアダプティブHTTPストリーミング(HLS, DASH)による放送、およびインターネットストリーミングの出力配信に対応。
クラウド型ストリーミングをサポート
AWSメディアコネクトと互換性のあるTSoIPストリームを生成し、AWS S3、AWSエレメンタルメディアストア、およびクラウドフロントからHLSストリーミング配信が可能です。
低遅延
高効率 (Long GOP) と低遅延 (short GOP) 両方の動作モードにおいて、レイテンシ最小化を実現するための特別な最適化。
費用対効果
標準的なサーバープラットフォームをベースとした配備と拡張の容易なソフトウェアソリューション。
サポートプラットフォーム
OS Red Hat Linux 8/9, Ubuntu Linux 20.04/22.04
CPU X86_64. SIMD instructions: SSE 4.1, AVX2, AVX512, VNNI
SDI AJA Kona 5, AJA Corvid 44/88, Blackmagic DeckLink
パッケージ
ブラウザベースのGUI制御機能付きライブエンコーダソフトウェア
製品ドキュメント