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ANNOUNCEMENTS / 8月 12, 2022
Spin Digital、メディアSDKの新バージョンをリリース
ベルリン、2022年5月13日 – Spin Digitalは、本日、Media SDK(Spin SDK 5.0)の新しいバージョンの出荷を発表しました。このリリースには、8Kライブデスクトップキャプチャ、信頼性の高い低遅延ストリーミング、8Kコントリビューションフォーマットから8K配信フォーマットへのライブトランスコーディング、SDIレンダリングデバイスサポートのASIOオーディオデバイスのサポート、VVC MP4デマルチプレクシングなど、多くの新機能が含まれています。
Spin SDK は、ビデオとオーディオのキャプチャ、エンコーディング、ストリーミング、プロセッシング、および再生用に最適化されたライブラリのセットで、放送とストリーミング、没入型メディア、および大画面を視覚化する際の高性能メディアアプリケーションの作成を容易にします。
このSDKリリースの新しい主な機能の概要は以下の通りです。
8K Windowsデスクトップキャプチャ
Windowsデスクトップ全体のキャプチャ、エンコーディング、ストリーミングが8K解像度で可能になり、ひとつのワークステーションまたはサーバーで可能になりました。この機能は、非常に高品質で8Kp60ビデオを送信することにより、eラーニング、遠隔医療補助、エンジニアリングなどのライブスクリーンキャスティングアプリケーションでのユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
8Kコントリビューションフォーマットから8K配信フォーマットへのライブトランスコーディング
SDKにより、TSoIPの8Kp60 HEVCコントリビューションストリームをキャプチャ、デコード、8Kp60 HEVC配信形式に再エンコードし、最終的にHTTP、TSoP、またはその両方を介して同時に送信することができます。
信頼性の高い低遅延ストリーミング
HLSおよびRTP/UDPストリーミングに加えて、ストリーミングモジュールは、SRT、RISTおよびZixiを含む最先端の信頼性の高いトランスポートプロトコルをサポートし、一般インターネット回線での高品質および低遅延TSoIP伝送を実現します。
拡張されたSDI レンダリング デバイスのサポート
ビデオ レンダリング エンジンで使用できるデバイスの種類が増えました。GPU および AJA SDI カードに加えて、新しい SDK は Blackmagic Decklink 8K Pro SDI カードをサポートするようになりました。
プロフェッショナル オーディオ デバイス
Windows WASAPI および SDI インターフェイスに加えて、オーディオ レンダリング エンジンはプロフェッショナル オーディオ ストリーム入出力 (ASIO) デバイスをサポートするようになりました。ASIO は、オーディオ ソフトウェア アプリケーションとハードウェア デバイス間の直接かつ非常に低遅延の通信を提供するドライバー プロトコルです。ASIOは、MADIやDANTEを含むプロフェッショナルオーディオデバイスとインターフェイスの全範囲によってサポートされています。
VVC MP4 デマルチプレクシング
新しいSDK では、Spin Digital の VVC real-time デコーダーを使用して、MP4 (ISOBMFF) の VVC ストリームをデマルチプレクサおよびデコードできるため、メディア ワークフローでの VVC の採用が容易になります。
サポートプラットフォームについて
新しいSDKは、Windows 8.1と10、Red Hat Linux 7と8、Ubuntu 18.04などのさまざまなOSプラットフォームで利用できます。
ご利用について
Spin SDK v5.0 は、出荷を開始しました。デモライセンスの発行、お見積もりのご要望はオンラインでも承っております。
https://spin-digital.com/demo-or-quote/
もしくは、
https://spin-digital-ap.com/contact/
こちらまで、お問い合わせをください。
製品の詳細につきましては、Spin SDK (https://spin-digital.com/products/spin_sdk/)とSpin Playerのページからご覧いただけます。
商標について
Spin Digital および Spin SDK は Spin Digital Video Technologies GmbH の商標です。
その他の商標は引き続き相続人の所有者の財産であり、説明目的でここに使用されます。